映画『ガール・オン・ザ・トレイン』

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  • 原題 : The Girl on the Train
  • 監督:テイト・テイラー
  • 出演:エミリー・ブラント, レベッカ・ファーガソン, ヘイリー・ベネット
  • 上映時間 : 1時間52分
  • ジャンル:サスペンス
  • 2016年(アメリカ)

あらすじ

 毎朝同じ通勤電車に乗る女性。離婚したばかりの彼女は、かつて夫と暮らした家を車窓から眺めるが、今そこでは元夫が新たな妻と暮らしている。つらい記憶を忘れようとするうちに、その家の近くに住む理想の夫婦が気になり、どんなに完璧な生活を送っているのかと思いを巡らせる。ある日、車窓からショッキングな光景を目撃した彼女は、理想の夫婦の人生に巻き込まれることになる。

引用元:amazon prime video

感想

 エミリー・ブラント演じるレイチェルは、辛いことが重なり、酒に溺れている。酔っぱらって元夫に電話を何回もしつこくかけたりとストーカーじみた行動が止められない。ある朝、レイチェルは泥だらけで目が覚める。出血もしている。彼女はお酒のせいで何があったのか記憶がない。その日は、ある女性が行方不明になる事件が起きていた。レイチェルはその付近で目撃され、警察にも疑われる。レイチェルはいったいその時何をしていたのか?
 エミリー・ブラントのがアル中でズタボロ状態の演技が素晴らしかった。どうしようもなくみじめで痛々しい。そんな状態だから、何を言っても誰にも信じてもらえず、自分でも自分自身が信じられない。その孤独やいらだち、恐怖が伝わってくる。行方不明になったメーガンを「マグニフィセント・セブン」「スワロウ」のヘイリー・ベネットが、元夫と後に結婚したアナを「ミッション:インポッシブル」「ドクター・スリープ」のレベッカ・ファーガソンが演じている。
 三人の女性のそれぞれの生活や孤独、失われたレイチェルの記憶の謎などで、どんどん引き込まれていって、期待値が上がったところのラストが若干、物足りなさを感じるが、ミステリーとしては十分楽しめると思う。昔の映画、イングリット・バーグマン主演の「ガス燈」を思い出すサスペンスだった。

2024年4月現在、プライムビデオでは、レンタル100円から