美味しい紅茶が飲みたくなる!おすすめ書籍3冊

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紅茶 おいしくなる話

著者:磯淵 猛

紅茶研究家
1951年 愛媛県生まれ。青山学院卒業。
商社勤務を経て紅茶専門店『ディンブラ』開業。紅茶研究の第一人者として輸入販売、プロの技術指導、一般向けの紅茶教室を開くほか、ティーエッセイイストとして著書多数。

参考:紅茶 おいしくなる話

紅茶 おいしくなる話< 感想 >

 今は、いろいろな方が紅茶の本を出版されているけど、以前は、紅茶の本と言ったら磯淵さんだった。私は、磯淵さんの本から紅茶の奥深さ、楽しさを学んだ。磯淵さんの本は、紅茶の知識はもちろんのこと、紅茶にまつわるエッセイが抜群におもしろい。こちらの本では、ヨーロッパでのティータイムや紅茶教室や紅茶専門店『ディンブラ』での出来事など、楽しく紹介されている。特にお気に入りなのは『ディンブラ』のアルバイトもっちゃんのお話。なかなか仕事に慣れることができなかった、もっちゃんが突然、神対応をみせるというもので、何度読んでも感動する。他にも、かりんとうやきんつばとの紅茶の組み合わせや、お赤飯!というのまである。紅茶はもっともっと自由に楽しめるということを教えてくれる一冊。

奇跡の紅茶専門店

著者:荒川 祐二

1986年3月25日生まれ 上智大学経済学部経営学科卒。
大学時代に「自分を変えたい!」と思い、毎朝6時から1人で日本一汚い場所新宿駅東口を掃除し始める。この活動は周りの人たちの心を動かし、半年後には全国27か所でゴミ拾いを行い、全世界で広がるムーブメントとなっていった。現在は作家や小説家として活動する一方で、ゴミ拾いの活動やニートや引きこもり、定時制に通う若者たちを積極的に採用する飲食店の経営、講演活動など、様々な活動を行っている。
参照URL:荒川 祐二公式ウェブサイト

奇跡の紅茶専門店 < 感想 >

 Kindle Unlimitedで読んだ作品。紅茶専門店「I TeA HOUSE」のコンセプトは、ラボンドLUVOND(「Love」愛 +「Bond」絆 )。お店のマスター伊藤さんと迷えるお客さんとの交流のお話。変わりたいのに変われない若者や、息子の不登校に悩む母親とその息子、末期がんの男性などなど、苦しくて、いっぱいいっぱいになっている人たちに伊藤マスターの鋭い言葉が心に刺ささる。最初は反発を覚えたりするが、少しずつ皆が変わっていく。それだけではなく、伊藤マスターに救われた人がまた、「I TeA HOUSE」に訪れる悩める人に手を差し伸べる。まさに愛と絆、そして、その絆が広がっていく様子が読んでいて心地いい。
 悩みに囚われ、頑なになっている心に効くのが「I TeA HOUSE」の美味しい紅茶。この紅茶の美味しさが、そっと心を優しくほぐし、伊藤マスターの言葉が一層染み入る。

  • 春摘みのダージリン:「新しい自分」「生まれ変わった自分」
  • 夏摘みのダージリン:「突き動かす」「有無を言わさぬ行動」
  • ルンビニ茶園の茶葉:「心のイノベーション」

 紅茶の生産者の思いがそれぞれの紅茶の作用としている点が興味深かった。読むと美味しい紅茶が飲みたくなると思う。そして、紅茶のパワーを実感するかもしれない。

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Kindle Unlimited 読み放題期間が終了している場合もあります。ご了承ください。

イギリスの心地いい暮らし小さな楽しみ

著者:SMILE EDITОRS

フランス・パリと東京の2拠点で、書籍、ムック、雑誌、カタログ、WEBコンテンツなどを手掛ける編集プロダクション。パリのマダムをフィーチャーした『Madame Chic Snap』、『パリマダム グレイヘアスタイル』など、話題となった書籍の数々を企画・編集。

Smile

イギリスの心地いい暮らし小さな楽しみ < 感想 >

 こちらは、紅茶に特化した本ではないけれど、紅茶とスコーンの表紙からして美味しそうで思わず購入。イギリスの4月1日から3月31日までを素敵な写真と文章で紹介されている。古いものを大切にし、季節を楽しみながら豊かに暮らす。そういったヒントがたくさん詰まった本。そして、様々な角度からイギリスを知ることができる。写真を見ているだけでも、ほのぼのとした気持ちになれて、美味しい紅茶を片手に読みたい本。

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