【2025年12月】Kindle Unlimitedで出会った心を揺さぶる一冊『恋とか愛とかやさしさなら』一穂ミチ

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紗sya

一穂ミチさんは、『光のとこにいてね』や『スモールワールズ』などで心を揺さぶられてきた大好きな作家さんです。そんな彼女の『恋とか愛とかやさしさなら』は、今年一番考えさせられた読書体験でした。
2025年12月現在、Kindle Unlimitedで読み放題対象なので、ぜひチェックしてみてください。

本ページの情報は2025年12月時点のものです。
Kindle Unlimited 読み放題対象期間が過ぎていることもあります。ご了承ください。

著者:一穂ミチ (いちほ・みち)

大阪府出身・大阪市在住の小説家。2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビューし、BL作品を中心に執筆。代表作『イエスかノーか半分か』は劇場版アニメ化され、多くのファンを魅了しました。

2021年には一般文芸デビュー作『スモールワールズ』を刊行し、吉川英治文学新人賞を受賞。さらに2024年には『光のとこにいてね』で島清恋愛文学賞、『ツミデミック』で直木三十五賞を受賞し、文壇での評価を確立しました。

繊細な心理描写と、日常に潜む“ままならなさ”を描きながらも、人々への温かな眼差しを忘れない作風が特徴。BLから一般文芸まで幅広く活躍し、今や現代文学を代表する注目作家のひとりです。

あらすじ

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。

カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が“出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。

信じるとは、許すとは、愛するとは。

男と女の欲望のブラックボックスに迫る、
著者新境地となる恋愛小説。

引用元:Amazon

感想

『プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。』という設定は衝撃的すぎます。最初は“絶対なしでしょう”と思いながら読んでいましたが、ふたりのやりとりや男性側の立場を追ううちに、何が正解かなんてわからなくなり、文字通り心を揺さぶられました。

新夏の『男性の気持ちをわかりたい』という切実な思い。どんな状況でも犯してしまった過ち。どんな言い訳をしても信じてもらえない、失った信用の重さ。これらがひしひしと伝わってきて、“自分だったらどうするだろう”と考え、人にも意見を聞きたくなるほどでした。

盗撮の被害にあった高校生が、最も印象に残った人物です。小説終盤の彼女のセリフ
『尊重されるのって、いいもんだね。しみじみするね。忘れないからね』
は、彼女の人生を物語っていて胸が痛くなりました。

もう少し時が経ったら、また読み返したいと思える小説です。

本ページの情報は2025年12月時点のものです。
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Kindle Unlimitedについて

 Kindle Unlimitedは、アマゾンが提供する電子書籍の定額サービスでコミックや小説、雑誌など200万冊以上が読み放題。月額980円で利用できますが、初めての方は30日間の無料体験が可能。Kindle端末やスマホ、タブレット、パソコンなどで読むことができるサービス。
 私はとても気に入っているサブスクで5年以上続けています。端末ダウンロード数は20冊で、同時接続可能台数は6台までです。今まで読んだことのない作家の本が手軽に読み始めることができるところが最大の魅力。読書の幅が広がります。資格(TOEIC、FP、簿記など) やプログラミングなどのビジネスに役立つ書籍や今回ご紹介するお菓子作り、料理、西洋美術など趣味に関する書籍もかなり充実。ちょっと興味を持った時にすぐに読むことができます。2~3冊以上読めば元が取れるので、読書好きにはかなりおすすめのサービスです。