原題 | Going in Style |
監督 | ザック・ブラフ |
出演 | モーガン・フリーマン, マイケル・ケイン, アラン・アーキン, クリストファー・ロイド |
上映時間 | 1時間36分 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2012年 |
ジャンル | コメディ |
あらすじ
ウィリー、ジョー、アルの3人は慎ましくも幸せな老後生活を送っていた。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。なんとしてでも今までの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが……。
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感想
主演全員がオスカー俳優というすごい豪華な作品。モーガン・フリーマンはどんな作品に出ていても安心できる、頼れる存在。マイケル・ケインは、「グランド・イリュージョン」のお金持ち役やクリストファー・ノーラン監督作品などに多数出演。最近亡くなってしまった、アラン・アーキンは「パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画」のちょっとボケている役が印象的。
邦題の「ジーサンズ」がダサいという意見がレビューで見受けられたけれど、私も同感。実際、お爺さんが3人なので「ジーサンズ」には違いないけど…..。でも、ダサいどころか音楽がカッコよくって、ちょっと皮肉っぽい3人の会話が素敵でスタイリッシュなコメディ。3人の老人が「はじめての強盗」の予行演習として、スーパーに万引きしに行くところなんて、音楽がピッタリとあっていて、すごい笑える。老人たちの破天荒さが痛快でこっちまで自由な気分を味わえる。
3人のオスカー俳優が演じるそれぞれのキャラクターはどれも魅力的で可愛らしいお爺さん。その演技を堪能できるのは、もちろん、他の登場人物も個性的でおもしろい。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク役、クリストファー・ロイドのボケっぷりが楽しいし、刑事役のマット・ディロンもいい味だしてた。
観ている間は楽しくて笑えるし、観終わったあとは、いい気分になれて爽快感がある。ちょっと元気が欲しい時に観るのがおすすめの作品。