あらすじ
余生をゆっくりと過ごすためシニアタウンに引っ越してきたマーサ。しかし、お節介焼きの隣人シェリルに、「昔、チアリーダーになりたかったの」とこぼしたところ、「夢を叶えるのは今からでも遅くない」と焚き付けられ、チアリーディング・クラブを結成することに。オーディションに集まったのはチア未経験どころか、腕も足も上がらない8人。周りには絶対できっこないと笑われながらも、お互いを励まし合って練習に打ち込み…。
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- 原題 : Poms
- 監督:ザラ・ヘイズ
- 出演:ダイアン・キートン, ジャッキー・ウィーヴァー, パム・グリア
- 上映時間 : 1時間30分
- ジャンル:コメディ
- 2019年 (アメリカ)
感想
みんな大好きダイアン・キートン。いつ見てもかっこよい。あんな風にかっこよく年齢重ねている人の存在は頼もしいと思う。
余生を過ごしにダイアン・キートン演じるマーサが「シニアタウン」というコミュニティに引っ越してくる。静かに過ごしたいマーサなのにお隣さん、シェリルは、夜中うるさいし、ずうずうしいしくてお節介。なんだかこれからの生活面倒くさそう。でも、そのシェリルに若い頃、チアリーダーを諦めた話をすると、「夢を叶えるのは今からでも遅くない」と言われ、チアリーディングのクラブをシニアタウンで作ることにする。そして、様々な個性溢れるキャラクターの人たちがクラブに入会。そこからのストーリーはだいたい想像通りなんだけど、この映画はそれでいい。ダイアン・キートンありきでいい。とはいっても、他のメンバーもとても魅力的。
「シニアのチアリーディングなんて誰が見たい?」と言われて笑われても、めげずに練習して最後は拍手喝采!!その最後のチアリーディングのシーンで観客がだんだんチアにあわせてノッてくるところは何度見てもなんだか泣けてくる。チアしているメンバーの笑顔が最高。人の目を気にせず、やりたいことをやって心から楽しそうな人達の姿は単純に見ているこちら側もハッピーな気分にさせる。
お隣のシェリル演じるジャッキー・ウィーバー(デヴィッド・O・ラッセル監督の映画『世界にひとつのプレイブック』に出演、助演女優賞にノミネートされている。)がめちゃめちゃキュートだった。いつも髪をカールさせて、カラフルな色の服がとってもお似合い。若い娘に対して毒づくところなんてスカッとする。女性監督らしい演出で他のメンバーのキャラクターもそれぞれ魅力。あとカール警備隊長も最後活躍して、いい味だしてた。
素直に鑑賞して元気を貰う映画。
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